私が「LITS」を立ち上げる原点となったのは、15歳のときに単身で渡ったイギリスでの経験でした。高校・大学を現地で過ごす中で実感したのは、国籍や文化的背景が異なる人々が、「英語」という共通言語を通じて、互いに理解し合い、協力し合えるという事実です。この体験から、「英語は国と国とをつなぐ手段になる」という想いが芽生えました。これが、LITS創業の原動力となっています。

大学卒業後は、当時JASDAQに上場していたITアウトソーシング企業に入社し、営業職として約8年間勤務しました。その間にご縁をいただいた当時の会長より出資を受け、2006年、LITSを設立いたしました。

創業後、最初に英語対応でお手伝いしたのは、世界的な日系医療機器メーカーのIT部門でした。英語を使ったデータマネジメント業務をご依頼いただいた際、担当者の方からかけていただいた言葉が今も印象に残っています。「技術者はたくさんいるけど、英語ができる人がいなくて本当に困っていた。LITSさん、本当にありがとう」このひと言に、英語とITの掛け合わせがグローバル企業における社会的ニーズであることを確信しました。

以来、お客様のご要望に応えるかたちで徐々にサービスの幅を広げ、現在では日系グローバル企業や外資系企業を中心に、多くの企業様にLITSのサービスをご活用いただいております。

そして2026年、LITSは創業20周年を迎えます。これからも「英語とIT」という手段を通じて、日本と世界をつなぐ存在として、社会に貢献し続けられる企業を目指してまいります。

代表取締役
服部 亮也